地域へ安心を提供。ミライフと富里市、災害発生時の応急対策に関する協定を締結。

担当者インタビュー

最後に、今回の協定締結に向け市役所との調整対応をした千葉支店長の中野さんと、千葉支店の髙さんにお話しを伺いました。

― 今回の協定を締結するにいたったきっかけを教えてください。

(中野)2019年9月の房総半島台風で停電が発生した際に、富里基地のLPガス非常用発電機を稼働させて電力を確保し滞りなく業務を遂行した経験を踏まえ、当社が保安高度化アクションプランで掲げている『基地が地域の防災拠点となり、お客様や近隣住民から頼られている』状況を築きたいと考えました。また、同時に支店ビジョンで掲げた『地域に欠かせない存在となる』ためには富里市との連携を図ることが必須と考えたことがきっかけです。
これらの目的を果たすために、同業他社が自治体と協定を締結したとの記事を目にし、富里基地でも何か提案出来ないかと検討を開始しました。

― 協定締結に向けて具体的にはどのようなアクションを行ったのでしょうか?

(中野)まずは、当社より市役所防災課の問合せ窓口へ、当社が保有する設備や防災における活用方法などをアピールさせていただき、協定締結へのアプローチを実施しました。その後、担当の方々と面談をしていただき、多岐にわたる内容について意見交換を行いました。そして、『近隣地域の市民などにとって非常に有効な設備であることから、ぜひ富里市との災害時応援協定を締結させていただきたい』とご連絡をいただき、無事に協定締結となりました。

― 大変だった点や、工夫した点などがあれば教えてください。

(髙)アプローチから締結まで約5ヶ月とスピーディーに進めることができ、大きな問題もなく協定締結式を迎えることが出来たと感じています。そのために、これまで様々な災害協定を締結されてこられた防災課の方々ですが、LPガス供給に関する理解をより深めていただくため、中核充填所の役割やLPガス供給について理解しやすい資料を持参し、説明をするよう工夫しました。

― 協定締結式を終えて今のお気持ちをお聞かせください。

(中野)当社代表の塚越も出席させていただき、無事に協定締結式を終えることができ、ほっとしています。また、五十嵐市長からもお言葉をいただきましたが、当社も今回のご縁を大事にしていきたいと考えています。今回はあくまで災害時の一時避難所とLPガスの供給に関する協定締結ですが、今後も市民の皆さまの安全・安心のため富里市と協力した取り組みを進めていきたいと思っています。

ミライフ公式HP:https://www.melife.co.jp/

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