日高都市ガスは、日高市と連携して「ひだかネイチャーキッズ~バイオ炭でねじねじパンバーベキュー~」を実施しました!
日高都市ガスは、埼玉県の日高市と連携し、12月6日(土)に、同市のシンボルである国登録有形文化財の高麗郷古民家や巾着田で、環境について学習する「ひだかネイチャーキッズ~バイオ炭でねじねじパンバーベキュー~」を実施しました。

日高都市ガスは、2022年には日高市と東京ガスとの3者で「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結し、2024年からは市内の小中学校で、環境とエネルギーをテーマにした出張授業を、シナネンホールディングスとも共同で実施しています。
さらに今年、日高市による「小中学生版日高市カーボンニュートラルに向けたロードマップ」(「ふせげ!地球温暖化 ひだカーボンニュートラル」)の制作にも協力。現在は、こちらも活用しながら、市内の全小学校および義務教育学校において環境教育の一環として脱炭素教育を実施しています。
今回のイベントも、このロードマップを用いて、カーボンニュートラルの街づくりに向けた取り組みの一環として企画・実施されることとなり、日高都市ガス、およびシナネンホールディングス、ミライフが協力しました。 当日は、小学校高学年の子どもたち12名と、保護者の方々6名にご参加いただきました。

山や川辺に落ちている木や枝を採集し、それを炭にすることで炭素を閉じ込め、バイオ炭にすることで、脱炭素化に貢献できることを体感いただく、というプログラムです。
まずは、高麗郷古民家の裏山で、落ちてしまった枝や木を集めてから河原へ。炭づくりのために、火おこしの体験をしていただきました。
まいきり式、弓切り式、火打ち式、太陽光式と、いろいろな方法にチャレンジ。まいきり式、弓切り式は、煙が出すだけでもなかなか難しいです…!




参加者の皆さんで力を合わせておこした火を使って、いよいよ炭づくり! 拾ってきた木や枝、さらに、日高市の名産でもある高麗川マロンの“イガ”部分も投入します。イガもごみになってしまうところを、今回は資源循環で炭にします。

しばらく蒸し焼きに完成した炭がこちら!

できた炭を使ってバーベキューを楽しんでいただきました。


さらに、この火を使って、パンづくりも! パン生地をソーセージに巻き付け、火にかけてつくる「ねじねじパン」です。


イベント中には、日高市の谷ケ﨑 照雄 市長も来場され、参加者の皆さんと一緒にバーベキューと「ねじねじパン」を楽しんでいただきました。


レクリエーションを楽しんだ後は、この日の炭を作ってバーベキューを楽しむほうが、炭を買ってきた場合と比べて、低炭素であることをお伝えし、イベントは幕を閉じました。

▶イベントを担当した日高都市ガス社員の声
今回、新たな試みとしてバイオ炭をテーマにした環境教育を実施しました。火おこしに始まり、炭をつくってバーベキューを行い、一日を通じて体を動かしながら今日1日で排出した二酸化炭素の量も実感し、楽しみながらで学んでいただけたんじゃないかと思います。こうした取り組みを続けることで、地域のこれからを担う子どもたちに、環境を守る大切さを実感していただけたら嬉しいです。
▶イベント講師を務めたシナネンホールディングス社員の声
バーベキューやパンといった“食”の切り口にすることで、できるだけ身近なことから、環境を守る大切さを実感いただけたらと考えました。自然豊かな日高の木や栗のイガからBBQができたり、地元の食材だけでも十分に楽しめることなど、「カーボンニュートラルに向けたロードマップ」という難しいテーマですが、子どもたちにはいろんなレクリエーションを楽しんでいるうちに、気づいたら学びになっていた!という時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。

日高都市ガスはこれからも地域に根差したエネルギーサービス企業として、積極的に環境教育に取り組み、地域の持続的な発展に貢献してまいります。
日高都市ガスWebサイト:https://www.ht-gas.co.jp/

