ポリ袋で炊飯体験!子どもたちと「もしものおたすけごはん作り」を実施しました!
今年は、阪神・淡路大震災より30年の節目の年となります。
当時を知らない世代、子どもたちも増える中、西日本エリアでエネルギー販売事業を展開するミライフ西日本は、2月22日に兵庫県高砂市の阿弥陀おかげ村子ども食堂の皆さまと協力して、防災の重要性を伝える防災教育イベント「ミラわんと学ぶ もしものおたすけごはん」を、開催しました!
「ミラわんと学ぶ もしものおたすけごはん」 とは?
ミライフ西日本では、これまでも、災害発生時に自分や家族の命を守るために必要な行動や備えを身に付けてもらうことを目的とした防災に関する啓蒙活動に取り組んできました。
今回は、ポリ袋があれば、ガスコンロでお湯を沸かして炊飯が出来るということ、被災時には水や熱源を節約することも大事だということを、体験しながら学ぶイベントを企画し実施しました。


また、新しい取り組みとして高砂市消防本部と防災士の木寺さまにもご協力いただき、阪神・淡路大震災当時の状況やそこから得られた教訓、日々の防災に関する講話を実施していただきました。


開催の経緯
イベントを開催するに至った経緯を、企画担当者であるミライフ西日本のKさんに聞いてみました!

―企画を考えたきっかけを教えてください。
今年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年なので、ガスを取り扱う会社として何かできることはないかを考えました。災害時のLPガスの取扱いは重要視されており、防災分野は当社と関りも深い関わりがあります。そこで、火の正しい使い方やその重要性を伝えるとともに、災害発生時や被災地での生活で自分や家族の命を守るために必要な行動や備えを、楽しみながら学べる防災企画を考案しました。
―企画内容はどのように決めていきましたか?
まずはガスを使った非常食づくりを行いたいと考え、炊飯器以外でもごはんが炊けることを知ってもらうためにポリ袋を使った炊飯体験を通じて水や熱源を節約する調理法を伝えることにしました。また、防災意識を高めるために、当社の公式キャラクター「ミラわん」とともに楽しく学べる工夫を取り入れました。さらに、専門家から災害時に役立つ知識や備えについて直接学べる貴重な機会を提供させたいとも考え、高砂市消防本部や防災士の協力を得て、防災講話を開催させていただきました。
―実施に向けて苦労したことはありますか?
参加者にとって有益でかつ楽しく興味を持ってもらえる内容を企画することでした。特に、防災というテーマを楽しく学べる形にするために、どのように実体験やキャラクターを活用するか試行錯誤しました。また、高砂市消防本部や防災士の皆様との連携は、初の試みだったこともあり、対応いただけるか不安もありましたが、阿弥陀おかげ村子ども食堂の専門的な視点を取り入れることで、より実践的で意義のあるイベントに仕上げることができました。
当日の様子

当日は、10:30からと12:00からの2部制で実施し、子ども26名大人38名合計64名の方にご参加いただきました。
防災高砂市消防本部の皆さまからの講和の後(2部の参加者へは防災士木寺さまより講和)、ポリ袋を使った炊飯体験を行いました。ポリ袋炊飯の簡単な手順は以下の通りです。
- 洗ったお米をポリ袋に入れる
- 水をお米と1:1の分量でポリ袋に入れ、お米を水につけておく(袋の空気をなるべく抜いて口を縛っておく)
- お湯の沸騰した鍋の底にお皿を敷く
- 十分に水につけたお米の入ったポリ袋を鍋の中に入れる
- 中火~強火で20分待つ
お米が炊けるまでの間は、ミライフ西日本の公式キャラクター「ミラわん」と一緒に、防災に関するゲームをして待ちます。


炊けたお米には、子ども食堂の皆さまが作ってくれたカレーをかけてみんなで美味しくいただきまました!

最後にKさんに実施してみての感想と今後の活動について聞いてみました!
実施してみて、多くの方々に楽しみながら防災の重要性を学んでいただけたことを非常に嬉しく感じています。特に、ポリ袋炊飯体験では「炊飯器で炊いたご飯より美味しい。実際に体験できて良かった」という声をいただき、企画の意義を改めて実感しました。また、高砂市消防本部や防災士の方々との連携で専門性の高い知識を提供できたことも、大きな成果だと考えています。
今後は、今回の経験を活かし、引き続き火育活動を進めていきたいと思っており、より多くの地域と連携した取り組みも検討していきたいです。
ミライフ西日本公式サイト:https://www.melife-west.co.jp/